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2013年12月16日

マンス ちくま新書 裏話

マンス ちくま新書 裏話?

数日前、

マンス ちくま新書 中身

という記事を書きました。

東京・上板橋の居酒屋「花門」の店主、マンスールさんについて書かれている、ちくま新書の『公立中高一貫校』↓ 



本日12月16日の朝日新聞にも、広告が出ているようです。我が家は残念ながら日本経済新聞で、見られず残念!

マンスールさんはどうやら、著者の小林公夫氏から、この本で花門について書かれている部分の詳細な記述を入手したらしく、それを拝見したら、

ええっ?こういう背景があったの?

ここまでは私も知らなかったので、小林公夫氏、さすがです。

ちくま新書『公立中高一貫校』裏話として、このブログで取り上げたいところですが、ここで問題になるのは著作権。ところが・・・

著者の小林公夫氏から、許可をいただくことができました!

正確に言うと、マンスールさんが気を利かして、前もって許可を取ってくださったのです。お店でダジャレを連発しながら、陽気なマスター。その一方でお客さんをいろいろと気遣う姿勢は、ここでも変わりません。

小林公夫氏のご厚意に感謝しつつ、その裏話を小林氏の文章でご紹介しましょう。

もう何年も前のある日の夕方のことです。マンスさんの店のカウンターに若い夫婦が座っていました。女性は妊娠していました。女性はお腹の赤ちゃんの分まで栄養を取る必要がありました。彼女は店内の貼り紙を見て、思わずサイコロステーキが食べたいとつぶやきました。隣にはご主人が座っていました。彼は妻の言葉に呼応するかのように、メニューに目をやりました。しかし、サイコロステーキは800円と値が張り、もう少し安いメニューを頼むよう、妊婦さんを促したというのです。妊婦さんは380円のヤキソバを注文しました。2人のやり取りを小耳に挟んだマンスさんは心が揺れました。それは、もし、ステーキの値段が380円であれば、その日彼女がステーキを食べることができたという事実でした。それからしばらくして、マンスさんは、全てのメニューを380円に値下げし、具材の量を倍にしました。何故そうしたのか。それは多くの人々に美味しいものを食べさせたい、ひもじい思いをさせたくないという理念が彼の心の中にあったからだと思います。ここには、弱者、他者に対する思いやりや温かい視点がありました。ニュースの特集を目にしながら、私は心の中に熱いものを感じていました。とにかくマンスさんと話をしてみたいと感じたのです。定かな理由は分かりません、おそらく、私が理想とする一つの人物像がそこに存在していたのだと思います。私は翌日、勇気を出して店に電話をしました。すると、イランでは妊婦さんの食べたいものをご主人は何でも食べさせるのが常識であること、たとえ、真冬にスイカが食べたいとねだられてもご主人はどこからかスイカを探してくるようなお国柄であること、そして、そういう教育を子どもの頃から自然に受けてきたことなどを、私に語り続けました。全てのメニューが380円になってからほどなくして、あの時の夫婦が再び来店しました。妊婦さんは380円のサイコロステーキを不思議そうに、そして美味しそうに食べられたそうです。


もし打ち間違いがあったらご容赦を・・・

マンスールさんが、この妊婦さんを気の毒に思ったというところまでは、これまでにもテレビ局の取材などで知っていましたが、

イランでは妊婦さんの食べたいものをご主人は何でも食べさせるのが常識

この背景があっての380円メニューの「決断」だったとは知りませんでした。さらにこのご夫婦が再度来店して、サイコロステーキを380円で食べることができたという後日談まであったのにはビックリ!

小林公夫氏は、このマンスールさんの話から、公立の中高一貫校へ通う子どもたちに対して、

+弱者や窮地におかれた人々に手を差し伸べることができる
+迷える人々をより良い方向に導くことができる
+身を削ってでもそれを実現する

「公共性」を身につけてほしいと願っておられます。

花門に行くとホッとする、癒された気持ちになるというのは、マンスールさんのこうした温かい視点があればこそ。

マンスールさんの日頃の温かい気持ちに感謝して、年末に行く時には、「お年玉」を持参で行きたいなぁ〜


年内限定!花門は火曜日も休まず営業しています。



居酒屋 花門  東京都板橋区上板橋3−6−7 
電話1(プッシュホン)03−3935−9222または03−3935−0618
18:00〜25:00 火曜日定休




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posted by メルシィ at 15:28| Comment(0) | マンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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